院長の岩井です。初めてのブログになります。
今回は私が講師を務めるZERO-ICHIカレッジで、歯冠補綴に関する講義をしてきたことを書こうと思います。

ZERO-ICHIは20名が参加するスタディーグループです。

日本の開業医は総合歯科治療を求められます。
つまり、診査診断・治療・予防・咬合の歯科に関わる全てのことを1人の歯科医師が実践しなければならないということです。アメリカなどは、それぞれの分野に専門医がいて、それぞれの専門分野で治療が行われています。

その総合力を高めて、患者さんの問題を多角的に診て、解決していきましょう！というコンセプトでセミナーや実習を行っています。

各専門の先生が日を分けて担当するのですが、10月に行われた今回は歯冠補綴ということで岩井が講義と実習を行いました。

この写真はプロビジョナルレストレーション（仮歯）の実習をしているワンカットです。
「完璧なプロビジョナルレストレーションを作る」ことを目標として、岩井自身が実際に作製しているところをライブでモニターに写し、受講生たちがそれを見ながら実習に励むという内容です。

プロビジョナルレストレーションの精度によって、完成する補綴物に大きな差が生まれてしまいます。仮歯だからといって妥協をすると、意味がありません。

他の講師の先生も総動員で製作状況の確認を行っています。

20人の定員なので、一人ひとりに時間をかけられるのがこのセミナーの良いところですね。私たちの診療システムも同じように一人ひとりに時間をかけるので、似ているところがあります。

皆さん真剣に取り組んでくれて、良かったです。しっかりと日々の臨床に役立ててほしいですね。

こちらもお読みください

今回は歯冠補綴の講義をしてきました。

その内容に関連して、当院の歯冠補綴のコンセプトや実際のケースを掲載したページを下記に貼っておきます。

• インレー修復について
• クラウンによる歯冠修復

上記の2つは歯冠補綴に関する内容になっています。
一度、皆さまご覧になってください。