千葉県千葉市中央区新宿2丁目12−1
botox
ボトックスは美容で用いられるイメージが強いかと思いますが、実は歯科では治療の一環として使われています。どのような治療かというと、歯ぎしり・噛みしめ(食いしばり)の緩和です。
歯ぎしりや噛みしめ(食いしばり)は、歯科疾患に大きく関わります。
歯が割れたり、歯周病が急速に進行しているなどの問題がある場合は、咬合性外傷といって、歯ぎしりや噛みしめ(食いしばり)などの咬み合わせが原因になっている場合があります。
ボトックスを行うことによって、歯ぎしり・噛みしめ(食いしばり)を抑制し、あなたの歯科疾患を予防する効果が見込めます。
悪習癖は文字通り悪い癖のことですが、奥歯を噛みしめる癖がある方が多いように感じます。
噛みしめると力が入る一方で、習慣化されてしまうと就寝中も同じ様に噛みしめてしまいます。
エラが張ってきたと気にされる方は、強い噛みしめによって咬筋が発達してしまい、エラが張っているように見えてしまいます。そのような方にはボトックスで筋肉を弛緩させ、咬合調整などを行いながら、悪習癖を改善していきます。
場合によっては歯を守るためのマウスピースを併用する場合もあります
不正咬合は咬み合わせが悪いことを言います。叢生や開咬など様々な不正咬合があります。
歯ぎしりをした時に不正咬合があると、歯が揺らされてしまいます。
雑草を引っこ抜くときを想像してください。引っ張っても抜けないから、横に揺らしながら引っ張ると、いとも簡単に抜けますよね。
これは、歯も一緒です。
歯ぎしりによって歯が揺らされると、歯を支える骨が溶かされてしまい、歯が抜けてしまいます。歯周病が原因と診断されることもありますが、その歯周病を急速に進行させた要因が歯ぎしりである可能性が非常に高いです。
また、不正咬合で噛みしめをすると、一部の歯に強い負担がかかり、歯が割れてしまうこともあります。
不正咬合が問題である場合、歯列矯正や咬合調整などの根本原因を解決しながら、ボトックスを併用することで悪習癖を防止していきます。
過度なストレスは歯ぎしり・噛みしめ(食いしばり)の原因となります。
噛むという行為がストレスを逃がす効果があり、噛みしめることが常習化してしまいます。
ストレスを完全に除去することは難しいため、ボトックス+ナイトガード(マウスピース)や認知行動療法などを組み合わせながら、咬み合わせの問題による歯の総膣を防いでいきます。
これらに当てはまることがあれば、治療を開始するサインと言えます。
何もなければ安心ですが、歯ぎしりや噛みしめなどが原因で歯が割れたり、歯周病治療をしていても改善しない場合もありますので、一度当院へご相談ください。
など
個人差はありますが、概ね4ヶ月程度と言われています。
そのため、1年に2〜3回程度ボトックスをすることで、持続的な効果が得られます。
継続するべきか否かは、歯科医師と相談して決めましょう。
当院では、ボトックスの費用は以下のようになっています。
歯ぎしり 食いしばりのボトックス +認知行動療法並用治療 |
33,000円 (税込) |
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検査費用(保険適応の場合) |
3,300〜5,500円 (税込) 程度 ※初診時のみ |
岩井デンタルオフィスでは、歯科治療のセカンドオピニオンを受け付けております。
第三者の目線から公平に判断し、患者様の不安点を解消できるよう努めています。